【玄元舎のHPにペット?!】

とうとうKとEもペット自慢か?(それもあります‥が)

いえいえ、これがなかなか、「まだ、これからの世の中に希望をもってもいいかもなあ」とKに言わせた、とても良い出会いの話ですので、是非皆様にご紹介を‥

ここが、私の新しいお家??  5/8
ここが、私の新しいお家??  5/8

5月8日、新しい家族、まだ子猫のCoo(くう)が我が家にやってきました。

ここに至るまでのお話を少々‥

一年前に15年飼った猫を病気で亡くし、もう2度とこんな辛い思いをするのはいや、と思った気持ちも、時間と共に、猫との暮らしの心地よい思い出が頭をもたげ、やはり我が家には猫が必要と家族一同で捜し始めました。

が、「買う」という選択はないし、どこかに捨て猫の赤ちゃんがいないかと友人に声を掛け、近所を歩き廻ってみても、そうタイミングよくは見つかりません。インターネットの里親募集から捜すことにしました。

このようなページを見るのは初めて‥近畿、できれば京都府下南部、やはり子猫で、前の子と比べたくないから、トラは駄目、男の子は駄目、この条件でも日々沢山の猫が保護され、里親を捜しています。その中から、何を基準に家族の一員ともいうべき猫を選ぶか? これがなかなか難しかったのです。‥‥(続く)

今日はお父さんの膝の上で読書‥ムズカシイ‥それより、ページをめくるパラパラという音のほうが気になる、飛びつきたい‥ 5/10
今日はお父さんの膝の上で読書‥ムズカシイ‥それより、ページをめくるパラパラという音のほうが気になる、飛びつきたい‥ 5/10

容姿は、第一印象でこの子がかわいい!という乗りで選べますが、里子に出される猫(犬)には掲示板への掲載者(現在の養育者)がいますから、その方との間に「命」を受け渡しするにあたっての同意が要る訳です。

この方々は皆さん、それなりのポリシーを持っておられますから、里親決定までのやり取り、譲り渡し、里親お試し期間、その後の近況報告と、人間同士の関わりが発生するにあたり、関係がうまくいかないとわが子(猫)との関係も微妙なものになるかも!掲示板の一言一句に目を凝らします。

見つけた!子熊のようなサビ猫、胸にはツキノワグマのような白い模様が‥カワイイ、この掲載者さん(Tさん、とお呼びします)の掲載文は、言葉に無駄も不足もなく、しかし子猫に対するセーブされた愛情が見えています。しかも、専用ブログを開き、拾ってから十数日間を毎日写真入でUP、子猫ちゃんとTさんの関わり方がよーく見えてきます。‥‥(続く)

カンガルー猫?夕方お母さんが帰ってくると嬉しくて、離れられません。で、フリース(この暑いのに!)に入って一緒に台所に立つのです。
カンガルー猫?夕方お母さんが帰ってくると嬉しくて、離れられません。で、フリース(この暑いのに!)に入って一緒に台所に立つのです。

そのブログには、拾った状況から、日々の子猫の成長を喜ぶ様子が描かれ、最後に必ず、「子猫、名前は無い」「子猫、名前はつけていない」と書かれていました。自分と子猫との関係は、里親を捜し引き渡すまでという強い意志が現れています。

この人となら、「子猫をめぐる関係」をもってみたいと思いました。

さっそくメール、即、返信、翌日には電話でお話し、その翌日にはもう自宅を訪ねてこられました。

子供たちの世代にあたるTさん夫妻と我が家族3人、先代猫の話、猫を飼うにあたっての考え、お互いの仕事、自宅周りの環境にいたるまで、それは楽しく話が弾み、一応お試しで預かることに決まりました。いつから?という段になり、実は私の予想では、数日間は手元に置きたいと言われるだろうと思っていたのです(私なら離れがたい気持ちから、そう言ってしまいそうです)。

が、「子猫の幸せを最優先したいから、少しでも幼いうちに」ときっぱりおっしゃられ、その日のうちに引き取りに伺いました。ご自宅には、一時預かりにしては過ぎたほどの猫グッズが‥それらも皆いただき、今、子猫は【Coo】という名前を得て、私の膝の上でじゃれています。

「子猫の幸せ」という物事の根幹は決して譲らず、付随する枝葉の問題には、きわめて柔軟な対応をされたTさん夫妻に 、前述の「まだ、これからの世の中に希望を持ってもいいかもなあ」というKの言葉が発せられたのです。同感!