
数年前「京都・南山城の十一面観音巡り」にはまった時、ここだけがちょっと離れていたため唯一行けていなかっ禅定寺。
やっと行くことが出来ました。
本尊の十一面観音はもちろん、日光・月光菩薩像を始めとする諸像は予想以上に見ごたえのあるものでした。
予想もしていなかったのは、建物とそれを囲む自然の姿です。
背後の山は豊かな天然林、それらに抱かれるように建つ寺院は、宇治田原の集落を見渡すような小高い場所に位置しています。
庭に立って眼下を見渡すと、それは気持ち良いのです。
本堂の屋根は珍しい萱葺き、しかもそれが恐ろしく巨大です(葺き替えに3年を要したとか)。
しかも本堂と庫裡(瓦葺)とが繋がっているので、繋がりの部分が面白い形になっていて、葺き替えが難しそう~。
本堂裏手には、いかにも江戸期という石組みの立派な庭があります。
その横手の塀には、3年かけて市井の人と共に描きあげたという「平成涅槃図大壁画」
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まりこはん (木曜日, 18 4月 2019 21:56)
3年かけて 市井の人と共に・・・。
素敵ですね。
伽藍の大きな佇まいと相まって ロマンです。
京ねこ (金曜日, 26 4月 2019 00:17)
ぜひぜひ、行ってみて!