サルトリイバラでリースを作ってみました。
素材を手に入れたのは京北地区。
10年前に京都市右京区に編入されるまでは、北桑田郡京北町として存在した、豊かで美しい景観をもつ「京北」に今、はまっています。
サルさえ獲ってしまうという名前をもつこの植物、鋭い棘を持ち木に絡みついた蔓を採ることからして大変!
赤い実と、自由に飛び跳ねる枝ぶりがとても魅力的なので、指を傷だらけにしながら山から抱えて帰ってきました。
「京都一周トレイル」に新たに京北コースができたので、歩いてみようかなーと下見に行ったとき出会った山国神社。背後と前面に広がる高すぎず低すぎずの山並みに、完全に魅了されていまいました。
この山国地区には「京都市京北森林植物園」があり、毎月「エコツアーIN京北 巨木名木トレッキング」を開催しています。
これに参加し、地元の自然の渋~いところをGETしてしまおう!と10月から通い始めました。
地元在住のガイドさんたちに、京北の歴史や林業、暮す人たちや食べ物のことをなどを聞きながら歩く5~6時間のトレッキングは、心身ともに癒しの時間です。
12月6日
「白山神社コース」の予定が、変更になり、「合併記念の森コース」
一部、京都一周トレイルにも組まれているごく緩やかな里山のコースでした。
この道中の、ヒカゲノカズラとサルトリイバラを少~しいただいてきたというわけです。
京北というところは、少し小高い所に登ると見える風景にやみつきになります。
ここは、合併記念の森のなかに作られていたツリーハウス。
この日も管理棟では、木工教室でイスを作る人たち、周りで遊ぶ子供たち、このツリーハウスの2階部分を作る建築専門学校の生徒さんたちと、森と木にかかわろうという人たちが集まってにぎやかでした。
11月15日
「周山城コース」
明智光秀が17世紀後半に築城した山城です。山を歩くと時々出会うんですよねえ、こんな山城。
すると、一挙にその土地の数百年前の姿が浮かび上がってきて、面白いです。
周山街道は、京の都と若狭を結ぶ主要街道の一つですし、都に必要な材木の供給地でもありますから、光秀もこの地に力を入れたことでしょう。
ふもとの慈眼寺の釈迦堂には、本能寺の変後黒く塗りつぶして村人が守ったという光秀像が安置されています。
こんなところも案内してもらえるのが、楽しい!
下のような立派な石積や土塁が残っていて、城好きにはたまらないコースですね。
コメントをお書きください