ここは、比叡山への登山口のひとつ「きらら坂」がある音羽川砂防ダムの工事現場。
ここは、私のご近所散歩コースのひとつ、そして隠しておきたい紅葉の穴場でもあります。
その工事現場の第一の立て看板がこれ。
音羽川は昭和47年の台風20号により流木と土砂が大量に流れ出て、死者まで出す大災害を起こしています。その後、上流に立派な砂防ダムが築かれましたが、なにせ白川砂を産出する土壌、5年に一度はたまった砂を運び出さねばなりません。
現在はダム本体の補強工事も行われているため、ここ数年は断続的に工事が続いています。
昨秋ちょっと脚を痛めた私は、今リハビリも兼ねて毎日のご近所散策が日課です。
今日は、自宅から徒歩30分の「宝ヶ池いこいの森」へ。
南は大文字山、東に比叡山、北に北山の山並みを眺めながら加茂川の上流、高野川の橋を渡ります。
明けましておめでとうございます。
・・・と言っている間に、もう幕の内も終わろうとしています。
世の中は何事にも「平成最後の・・・」と付けて盛り上がりを図ろうとしていますが、私にとっては相変わらずの年の初め、一応は人並みに「今年こそは( ^ω^)・・・」などと考えてはみますが・・・
そんな、ぼーっとしているところに届く年賀状は、自分にカツを入れる刺激剤になりますねえ。
年末に自分が書くときには、「この忙しい時に(何が忙しいのか不明!)・・・」とかいいながら、相当手抜きなのですが、こんな賀状をいただくと、感動とともに身が引き締まり、深くわが身を反省する、というものを2通ご紹介します。
まずはこれ、中国で長い間「書」を学び、舎主の大切な友人でもある方からの年賀の書。
透かしの入った美しい紙にこの書、発する言葉が見つかりません、参りました。
「金継ぎ(きんつぎ)とは、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。」(Wikipediaより)
それは知っていたけれど、自分が金継ぎした陶器を持つことができるなんて考えたことがなかった。
だって、「金」・「漆」を使用する、陶器の割れ・欠けを埋めて接着する・・・なんとハードルが高い!
そもそも、そこまでの経費(自分じゃできないし、どこかへ修理に出すしかないなあ、と・・・)を掛けるほどの高価な陶器なんてもってないし。
【画像はクリックで拡大します】
『和ばら』という言葉をここで初めて知りました。
滋賀県守山市にある「ROSE FARM KEIJI(ローズファーム ケイジ」
『和ばら』はこちらのオリジナル商標です。
実は私、薔薇の花に少々偏見を持っていました。
彼女への告白に「薔薇の花束」
女房の誕生日に「薔薇の花束」
新装開店祝いに胡蝶蘭、というのに似て、特別な格付けがされて使われる花であることが気に入らなかった。
野の花にだって、もっともっと可愛らしい子がいっぱいいるのに、何であんただけが持て囃されるん?みたいな。
いやですねえ、妬み・偏見ですねえ。
ご縁があって、薔薇を栽培しているハウスを特別に見せていただき、花そのものを見ていない自分を深く反省!。
そこにある薔薇はすべてKEIJIさんオリジナルの品種。
ハウスの中を歩きながら、じっと花を見つめている彼の姿を見ていると、この子がこんなこんな風に育ったら、あんな香りを持ったら・・・と、育て上げる喜びが伝わってきます。
何度か展覧会の図録を制作させていただいた神農巌先生が、本年度(2014年度)の日本陶磁協会賞を受賞されました。
泥漿を幾度となく盛り重ねて作られる独自の<堆磁>技法による造形の美しさと、透明感ある釉調が多くの審査員に評価されたとのことです。
本当に、おめでとうございます。(K)
プレゼントを頂くって、いくつになってもどんな物を頂いても本当に嬉しいものです。
しかも今回は、どうせ当たらないだろうけれど・・・と応募した抽選で、大好きな革製品が当たりました。
だから自慢してしまいます。
玄元舎のホームページはドイツ発祥の『JIMDO』というアプリを使って作成しています。
ドイツ・ルーテル派が始めたという、クリスマス前の24日間を数えるために、12月1日から24日まで毎日窓を開けていくという「アドベントカレンダー」
これにならい、JIMDOショップのホームページとそのユーザー提供の品が毎日一件紹介され一人に当たるというシステム、これに当選したのです。
宝くじ1等ほどの倍率ではないにしろ、私にとってすごい事です。
バッグは革の柔らかさといい、デザインといいい素晴らしく私好みです。クタクタになるまで使い込ませていただきます。
爪たてあふ獣どうしの一日は
無償の愛より生存競争
歌集 「豊かに生きよ」より
Kと私の大学の同級生、東野登美子さんが歌集を出版されました。
突然、郵送で手元に届いたその歌集は、途中で目をそらすことが出来ない魅力で私を引き付けました。
そのシンポジウムが開かれるというので、高校の古典の授業以来三十数年ぶりに、「短歌」について耳を傾けてみようか、と出かけて行きました。
彼女の短歌に惹かれるのは、友人だから?詠む題材に同感できるから?表現技法が巧みだから?だとしたらどんな処が?
自分の鑑賞力(理解力?)に自信の無い私は気になります。
彼女のいくつかの短歌が、その道を勉強した方たちの手で、解剖されるように評価されるのを聞いたら、何か解るかも、と。
でも、残念ながら私の期待は空しく‥詠む題材の選択につての意見しか聞くことができずに、がっかり‥
いや、そもそも、世間の評価など当てにせず、自分の直感で、好きなら好きと言い切れよ、私!
ということですね。
はい、いい勉強になりました。
黒か白か!右か左か!‥という選択こそが正しいと信じ込んでいた私は、色に関して相方(K)が言う「色味」や「彩度」「明度」とかいう言葉が苦手で、すっかり色オンチ、色コンプレックスに陥っていました。
でも、自然の中や絵画など芸術品の中には、本当に何とも言いようのない素晴らしい色があふれていて、それが個性であり、好かれたり嫌われたり要因の一つになるのですよね。
黒・グレー・ベージュ、これが自分の色と思っていた私は、実は選択することを放棄していたのでは?と思ったのが「パ^ソナルカラー診断」を受けようと思った動機のひとつです。
もうひとつ‥
今回の「集う」のコーディネーターであるケイさんが、先日お会いした時に、私の首に一枚のハンカチを巻いてくださいました。
予想外に似合ったスカーフ使いに、その日、私はとてもポジティブな気分に‥身にまとう物って、自分自身にも他者にも精神的な影響大!と実感したのです。
10月9日、(K)の出身地である、泉大津濱八町地車祭りに行ってきました。
「地車」と(K)、隠れた舎主の姿が‥
中学生までは、祭りに血湧き肉踊る少年だったようです。
下はご自慢の(K)の町内の地車、今年の写真です。