武田薬品 京都薬用植物園 part2・・・舎主の相方【京ねこ】のブログです

9月に行った初秋の見学会にテンションが上がった私。今回は晩秋の樹木園コースに行ってきました。

前回に続いて同じくハイテンションのM子はんと新にW子さんとの3(還暦)ガール・・・さぞや姦しい事と・・・

研修棟裏のプラタナスの紅葉が見事です。

このプラタナス、別名ヒポクラテスの木。

ヒポクラテスがその下で医学の道を説いたという、ギリシャのコス島のプラタナス、その木からの接ぎ木で育ったものだそうです。

ヒポクラテスのプラタナスの子供!です。

美味しいコーヒー(前回も言いましたが、「無料」です!・・・この言葉、大好きで・・・)をいただいた後、漢方処方園を見学し、いざ本日メインの樹木園へ。

 

散歩の道すがら、いつも柵から覗き込んでいた場所に、門から堂々と入ることが出来る喜び♪♪♪

 

入ってすぐ、一面に植えられた赤い実のいっぱいついた低木は何?

「ホンゴシュユ」?? 

多分初めて見た~。この実、漢方処方で呉茱萸(ゴシュユ)湯として使われ、冷えを改善し、頭痛を鎮める効果があるそうです。

フムフム・・・私好みかも。


最初に出会った大木はスギ科の「セコイア」

世界一高くなる木です。

あちらに見えるのは「メタセコイア」

きれいな黄色になってます。

「セコイア」が常緑樹なのに対しこちらは落葉樹。

そうそう、滋賀県のマキノ町のメタセコイア並木は、大人気の観光スポットになってるそうですね。


途中振り返ると、紅葉した東山が絶景!

 

「オオカナメ」って、生け垣に使われる「カナメモチ」より葉っぱは巨大で、実の付き方が半端じゃない。

 

 

はい、最高地点に到着。


 

変わった樹皮の松があります。

「シロマツ」

 

樹皮が剥げた後が青白くなるこの松の葉は三葉。

日本の二葉、五葉に比べ変わっています。


 

頂上にのっぽに聳える樹皮の白さが際立つ木。

透き通るように黄葉した葉がカサカサ、カサカサと鳴っています。

「あれは何?」案内の方を捕まえて聞いてみます。

答えは「ヤマナラシ(山鳴らし」・・・なんと素敵な名前。

 

何と魅力的な樹形!

お名前は?・・・「タブノキ」


 

比叡山の山頂辺りで見かけ気になっていた木。

「シダレイトスギ」と判明してスッキリ。

 

まるでヤシの木のようなこれが松だとは驚き!

「パラナマツ」


 

木を見上げてはああでもないこうでもない・・・足元の紅葉や黄葉に、その都度歓声を上げ、姦し3人組みは後発グループに追い抜かれ、午前の部最後尾になっても気にしません。案内の方、ごめんなさい🙇


展望台からは、眼下に我が家、遠くには北山の山並みまで見渡せます。

園内の足元には、春には見事に咲きそろいそうな山野草の葉がいっぱい。

次は4月の「春の研修会」だねとニンマリ。

 

と、これでも歩き足りないか?紅葉の見納めとばかりに大文字山へ。

大文字の送り火の火床で、『姦し大の字!』

 

帰路の百万遍交差点。

今日もよく遊んだねとウロコ雲が見送ってくれた・・・