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木の意志が伝わってくるように感じるのは、私だけではないと思います。
そんな気配を感じたくて山に行くのだと思います。
前回の秋の大台ケ原に続いて、今回は「春」
下界は夏日とか言っていても、標高1300~1500メートルのここは、今が春の真っ盛り。
樹木の新緑が本当に美しい!
正式名称は「吉野熊野国立公園 大台ケ原」
東大台は自由に散策が出来ますが、西大台は「利用調整地区」になっており、事前の立ち入り申請とレクチャー受講が義務付けられています。
入之波温泉に前泊して9時についた時には、すでに駐車場は満車に近く・・・「新緑の時期だし、やっぱり人出が多いんや~」と思いきや、ほとんどは東大台だけを見て帰る観光客・・・せっかくここまで来て、もったいないなあ~。
5時間10キロの西大台を歩く間に会った人は数組、あとはパトロールの人に2回・・・絶対無許可では入れません!首から下げた許可証と名前もその都度チェックされます。見つかったら6か月以下の懲役か50万円以下の罰金ですよ。 (「自然を守る」姿勢が徹底しています!)
荒れ果てた東に比べ、西は植生が回復しています。木の根元から這い上るようについた苔をゆりかごに「コミヤマカタバミ」が開花しています。
谷の周りは「バイケイソウ」の大群落。
開花は夏・・・7月にもう一度行かねば!
この季節、足元には実生で育った樹木の苗がそこかしこに。
このうちのどれかが成木となり、何十年・何百年後の西大台を守ってくれるのかな?
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