<山陰めぐりパスの旅>・・・『巨大地底林』編

「三瓶山に登るぞ!」と勢い込んでいた私。

旅行当日にこけて足を負傷。

しかも登山当日は雨、夜半からは春の大雪・・・

 

ここでめげないのがW子さんと私。

目にした右のパンフレットに興味津々。

 

「三瓶小豆原埋没林公園」

四千年前のスギの巨木が大地に根を張ったまま、まるで生きているとしか思えない姿を、近代的な建物の中に見せていました。

 

これを見た時の衝撃は、実物を見ないと伝わらないと思いますので、是非行かれることをお勧めします。

 

三瓶山中腹にある「三瓶自然館サヒメル」にも埋没林展示コーナーがあり、下の切り株の上部分が展示され、詳しい解説展示がされています。

両方を訪れたなら、太古の地球のロマンに浸れること間違いなしですよ。

 

 



こちらは「サヒメル」の展示

どちらもW子さんの大きさの対比で、その巨大さがわかっていただけるかと。


根株展示棟の巨大なスギ根株のウロには・・・お賽銭!?

いやー日本人的です。

巨大な木には神仏が宿る、しかも四千年という時間を経た巨木・・・ご利益がありそうです。



下は、(公財)しまね自然と環境財団制作の三瓶小豆原埋没林公園のパンフレットです。

この公園が出来上がるまでの過程が解説され、どれほどの価値があり、どれほどの人の力と熱意が費やされたのかがよーくわかります。


埋まった木を残したまま、地下135M、直径30Mのドームで覆って展示してしまおう。

この発想と実行力には脱帽です。

建物の外観はこんなにおしゃれです。

廻りは春には山野草が咲き乱れそうな土手と丘に囲まれピクニックにはぴったりでしょう。