春日大社の神様のご神徳(ご利益)の数々を記す絵巻『春日権現験記(かすがごんげんげんき)』の全容をコンパクトにまとめた小冊子の増補版。
この絵巻には、平安時代の終わりから鎌倉時代のはじめにかけての、公家や僧侶、庶民の暮らしぶりが絵画化されている。
特に興味深い箇所をアップでとりあげ、解説をつけた絵引き(えびき)が増補された。
印刷にはFMスクリーンを用いたので、虫眼鏡やルーペで拡大して見ると、肉眼で見るよりももっとディテールがわかり、楽しめます。
下の写真は、絵引き部分。