2018年3月 『萬葉乃譜 轆轤乃茶碗』

     

 発行者   樂 吉左衞門

           戸田 博

 発行所     谷松屋 戸田商店

 写真撮影   畠山崇

 装丁        大西和重

        居上美智子

 編集協力   小林 厚

        稲垣裕美子

        小川美代子

 印刷            株式会社サンエムカラー

 サイズ        B5変

 総貢           204貢 

   【非売品】


樂吉左衞門先生の作品集『轆轤乃茶碗 萬葉乃譜』の印刷を担当させていただいた。

樂吉左衞門先生は、いうまでもなく千利休によって黒楽茶碗をつくることになった樂長次郎からから続く樂家の当代で、従来の伝統的な楽茶碗ではなく、その伝統を踏まえて現代的な茶碗を作ることで高い評価を受けてこられた。樂家は、手ごねで楽茶碗を作ることを伝統としてきた。だから轆轤を使って焼き物を作ることはない。当然、当代の吉左衞門先生も、手ごねで茶碗を作ってこられた。それが初めて轆轤で茶碗を作られた。それが、<萬葉乃譜>のシリーズである。

この<萬葉乃譜>を畠山崇さんが、独特の明暗をつけた撮影をされた。

現物も20数碗拝見したが、樂先生より「現物の色に忠実にというのではなく、現物は現物として、写真は写真としての良さがあるので、写真に忠実に再現してくれるほうがいい」というご指示をいただいて、印刷設計をした。

柔らく漉きあげたマット紙で、シャドー側はインキをよく持ちこたえ濃く深く出せるが、中間は暗くなってしまう紙なので、その点の調整をしたうえで、光を意識して写真再現を行った。

 

<萬葉乃譜>は、東京アートフォーラムで発表される

 

会期:2018年3月9日(金)〜3月11日(日)
会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)
    ホールE & ロビーギャラリー
    「谷松屋 戸田商店」ブース

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