「藤田恵子と田中花音展」駒井家住宅にて

京都市左京区にある「駒井家住宅」は、私の好きな昭和初期の建築のひとつ。そこで開催される企画展、しかも私の好きな植物画と聞き、舎主と共にいそいそと行ってきた。

 

藤田恵子さんは、舎主が作品のスキャンを撮影させていただいたご縁でお知り合いになった方、ボタニカルアートの作家さん。

 

田中花音さんは、ヒキガエルを研究される現役の大学院生でサイエンスアートの作家さん。

 

二人と一軒の家のコラボが、それは面白かったのでちょっとご紹介。

会期が27日までなのが残念ですが、どこかでまた出会ったら覗いてみてください。ちょっとマニアックな面白い世界に引き込まれることでしょう。

 

 

 


 

裏庭から見た住宅

 

秋のお庭が本当にきれいで、窓の外には紅葉した比叡山や大文字山も見ることが出来る。

そんなお家のあちこちに、二人の画が飾られている。

 



 

藤田さんの「タケノコ」に感化された(?)田中さんが作った、粘土と紙の「タケノコ」

 

藤田さんの描く「竹」と「タケノコ」には魅かれた。

ご本人に説明していただいたら、竹という植物に益々興味が湧いてきた。

 

ボタニカルアートは「図鑑の挿絵」から始まっているから、植物をきれいに描くだけではなく、その植物の特徴を見る人に伝えなければならない・・ストンと納得。

 

藤田さんが描かれた「スズコナリヒラタケ」は本当に美しかった。

私は画は描けないけど、育ててみようか?と思った。

 

 


 

田中さんにかかると、精密なサイエンスアートが可愛いイラストにも変身する。

 

 


お二人の合作

「凄い世界を知ってしまった!!」


 

これは、チラシにも使われている、お二人の作品を合体させて作られたクリアファイル、買ってしまった!

私は両生類にはとても弱いのです。

 

田中さんが制作過程で、監修に関わられた「オオサンショウウオ」のぬいぐるみ、やはり買ってしまった!

他に交雑種と中国種もあります、が私のは日本種。