「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群・・・舎主の相方京ねこのブログです

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九州が気になる舎主Kらしい。

私も、シブシブ付き合って訪れた2013年の岩戸山古墳から始まり、昨年の八女古墳群と、なんとなく面白い。

 

しかも今年は「神宿る島・・・」が世界遺産に認定され、特集番組を何度も見てしまった。

 

で、春になって観光客が押し寄せる(かな?)前に行ってきました。

 

 

 


「宗像大社辺津宮」、広大な敷地と神殿はとても立派でした。

しかし、むしろ私が魅かれたのは、この社に神が移られる前に降り立ったとされる「高宮祭場」と、そこへと続く森。

そこはやはり何者かが存在し、何かが行われていたと感じてしまう場です。

(下の巨木の真ん中に立つのがK、如何に巨木か!)

フムフム、辺津宮の神様は神籬(樹木)に降りてこられたのか~


 

沖ノ島の「宗像大社沖津宮」に詣りたいのはやまやまですが、そこは一般人は立ち入り禁止の神聖な場。

せめて大島の「中津宮遥拝所」から、多分見えないであろう沖ノ島を感じようと、神湊(神の湊・・・すごい地名です)の港から船に乗っていざ!

早朝の雲間から覗く太陽が、玄界灘に反射するのを見ていたら、古の人が小さな船に乗り「神」の元へ向かう気持ちが胸に迫って、思わずウルウル)


 

フェリーに乗る事25分、大島に到着です。

大島港の目の前に「宗像大社中津宮」がありました。


 

参拝を済ませた後、いよいよ「中津宮遥拝所」へ向かいます。徒歩で20~30分ぐらい。

ここ大島は「九州オルレ」のコースに認定されているので、時間があればぐるっと、奥宮である御嶽神社や展望所、灯台などを歩いてみたいものです。

遥拝所は港の反対側の入り江にありました。坂を登り切った峠に立つと突然、海とそこに向かって建つ遥拝所が目に入ります・・・ちょっと感激。



 

この方向に「宗像大社沖津宮」が見える(はず)、いや、見えたような気がする・・・。

そしてもちろん、最後に残る一つ、「新原・奴山古墳群」にも行き(雨が降ってきたため古墳の間を歩けなくて残念!)今回の旅は終了。

次回は「みあれ祭り」と「高宮神奈備祭」に行きたいなあ、などと思ってしまうのです。

 

 

 

 

付けたしですが、宗像は魚が美味しい!

高くて不味い魚を食べて暮らす京都住まいの京ねこは、涎ダラダラです。

 

今回ランチをいただいた「三日月庵の海鮮天丼」、柔らか~い天麩羅が器から落ちそうでした♪


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コメント: 2
  • #1

    まりこはん (金曜日, 29 12月 2017 00:40)

    年末に遠征を決行した甲斐あって、貸し切り(?)みたいな気配ですね。
    確かに、巨木だ!そこに佇んでみたいです。
    沖ノ島だけでなく、関連の社なども世界遺産に認定されたことは意味がありますね。人が押し寄せるのはともかく、良かったと思います。

  • #2

    京ねこ (金曜日, 29 12月 2017 21:17)

    はい、毎度!
    九州は古代史好きにはたまらんようです。
    初日は「伊都国」を訪ねて糸島の博物館・古墳巡りでしたわ(^0^;)