青春18きっぷで「越の国、三国湊」へGO②

翌日は海岸線をサイクリング。

観光名所の東尋坊を眺めながら、向かったのは「大湊神社」

 

神社のある雄島には、現在は朱塗りの橋を渡って行くことができます。

「霊感の強い人は行かないほうがいいよ」

と地元の人に言われ・・・

 

【画像はクリックすれば拡大します】



 

この、異様な雰囲気を醸し出している理由は、特異的な樹木の植生。

 

ぐるっと歩いても1時間足らずで回れる小さい島なのに、いくつもの原生林の表情が見られるのに感動!

 


 

いちばん海側にあるヤブニッケイの原生林。

細い幹が強い浜風にさらされながらくねくねと・・・異様とも見える雰囲気を創り出しています。


ヤブニッケイの森を抜けた先は突然、一本の樹木も生えていない原野。

 

この季節はハマウドのテカテカした葉っぱがそこらじゅうに見えます。

 

下を見ると、東尋坊が柱状節理(長い柱を重ねた形)が多いのに対し、こちらの海岸線は板状節理(薄い板を重ねた形)の大迫力。

わたし的には、こちらのほうにより感銘を受けました。

 


さあ、三国湊を後にして、えちぜん鉄道で平泉寺白山神社へ向かいます。

この「えちぜん鉄道」とても頑張っているので紹介します。

 

電車にはアテンダント(3回の乗車とも、美人で若い女性でした)がおられて、それは丁寧に世話を焼き、車窓に映る景色や歴史の案内をしてくれます。

土・日・祝日は800円の一日フリーパスで乗り放題です。

駅レンタサイクルは1日(なんと!)50円で借りられます。

しかも、土・日・祝日は200円で自転車持ち込みができます。  →

 

 

 

他にも駅の掲示板には【頑張ってる印】がいっぱい ↓ 


 

電車は白山連峰に向けて平原を走ります。

目的地は勝山駅、そこからまた50円の駅レンタサイクルで平泉寺白山神社まで走ります。

 


国の登録有形文化財に指定された駅舎と待合室。

木材と漆喰壁でほぼ大正時代の姿に修復されています、立派!

 

 

 

実物の『てき6』が置かれています。


 

勝山駅から平泉寺白山神社の石畳道までは自転車で20分程、一昨年舎主と訪れて以来の境内を堪能して帰路につきました。

越前の国は何度行っても満足度が高い!