この季節になると”山野草が私を呼んでいる~!”という気になってムズムズ・・・
伊吹山の麓、大久保区という山里で、地域を挙げてセツブンソウの保存を行っているというので行ってきました。
可憐なセツブンソウ
1株だけ、黄色の株があり、集まった人たちの人気者。

カテンソウ
上のほう、赤いのが数個集まったのは蕾。
下のぼやけている様に見えるのは、花のひとつが咲いた後、たたまれていたオシベが花粉を吹き飛ばしながら伸びた瞬間です。
集まったみんなは、その瞬間を見たくて息を止めて待ちます。
”ぽんっ”というかすかな音とともに白い煙があがります。
取り囲んだ人々の口からは”おー!”という歓声が。
「小さな花なので、ちょっとでも遠くに飛ばそうとするのだろう」と同行の自然観察会の師が言うのを聞いて、ちょっと感動!
どんな漢字を書くのだろうという声が出て、調べると「花点草」だそうです。
キクザキイチゲ
田圃の横の斜面に一面に咲いた姿は可憐そのもの
虫たちもごちそうを食べるのに必死です。
翌々日行ったのは安曇川をのぞむ小高い山。
晴れていれば琵琶湖から福井の山々までが見渡せるはずの場所。
ショウジョウバカマ
花の色に個体差があるのがおもしろい。
猩猩(しょうじょう)が袴を着けたように見えますか?
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